タルトタタン

秋の風物詩 タルトタタンを焼いた。 
このお菓子の誕生ストーリーが面白いのでちょっぴりご紹介。

イタリアはもちろんフランスの小さな町にも美しいお城が今も点在している。ナポレオン三世が気にいって購入したといわれるサン・モーリス城もそのひとつ。そのお城があるフランス ロワール地方 ラモット・ブーヴロンの町は、世界的に有名になったお菓子「タルト・タタン」の発祥の地として知られることとなる。

21世紀幕開けとともにリニューアルされ今もなおその姿をとどめる「Hotel タタン」 父の他界後、2人の娘がレストランを継ぐ。もともと看板娘だった2人目当ての常連客が絶えないある日、狩りのシーズンでホテルはいつもに増し、にぎわいを見せていた。そんな中、アップルパイのオーダーが入り慌てふためく二人。なんと焼いているはずのアップルパイの土台になるパイ生地が目の前に!!焼きなおす時間はなく機転を利かせた妹カロリーヌが運を天に任せ焼きあがったりんごの上にパイ生地を被せ、再びオーブンへ。そうして逆さまに焼かれたアップルパイをひっくり返しお皿に盛った。それをおそるおそるお客さんに出してみると・・・。「うまい!!」 客は歓喜の声をあげた。りんごを逆さまにして焼くことで少し焦げたキャラメル状になりとても香ばしくそれは絶品だったとか。以来、けがの功名で生まれたこのお菓子が‘ タルトタタン ’と命名され世界中で愛され続けている。

2 件のコメント:

RinRin さんのコメント...

おいしそうです♪♪♪
密林檎好きにはたまりません!!
タルトタタンストーリーぼんやりと知っていたのですがとても役に立ちました。
グラッチェ。

La dolcezza さんのコメント...

RinRinさん
コメントありがとうございます。
これからもお菓子の楽しい誕生ストーリーUPしていきますね!