sanza problemi?!!!

出発前に、‘ ちゃんと帰ってきてね!’ と何人にも心配されていましたが・・
無事に?たっぷり日焼けして帰って参りました。
今回は9日間と短いうえ、田舎にずーーっといたため短かったけれども暮らして
いるような言わば帰省のようなリラックスしたイターリアでした。

おいおいUpしていきます。まずは、ご報告まで。

Nozze

今日からイタ~リアへ行ってきます!といっても今回は友人の結婚式でお式には仕事の都合で参加できませんが日本で言う披露宴みたいな?ものにもご招待してもらっていたのでそこをめがけて弾丸で行ってきます!!

なぜか北イタリアピエモンテ州のしかも田舎と縁深い私。彼女もアスティとアルバのちょうど真ん中くらいの田舎町 Costiglione d'Asti という町で披露宴です。

美味しいものをたくさん食べてきます☆

うなぎの旬?!

うなぎといえば・・・夏のスタミナ源!!!
というイメージですが実は、旬は晩秋から初冬にかけてなのです!!
天然のうなぎは冬眠や水温が下がり、産卵に備えることから栄養をたっぷりと蓄えるため、秋から初冬にかけて脂がのって美味なのだそう。とはいえ、現在では養殖の技術が進み、我が国日本では「土用丑の日」に美味しく出荷できるように育てられているので旬は新物が出回る7月頃とも。現に俳句の世界でうなぎの季語は夏なのです☆

*「土用丑の日」 とは、江戸時代 蘭学者 平賀源内に知人の鰻屋が、夏場に鰻が売れないことを相談し、“ 丑の日にうのつく食べ物・・うなぎ!を食べると健康でいられる!”と告知したことが民間伝承となり現在に至っているという説が有力らしい。


ちなみに。
土用とは ・・古代中国で考え出された陰陽五行説の思想に基づき割り当てられた期間のこと。
丑の日とは ・・十二支と総称される、子・丑・寅・卯・・・・の十二支の丑のこと。現在では、今年の干支は?と12年に1度の登場ですが、昔々は、1日ごとや、時間にも適用されてたのです。 ‘ 丑三つ時 ’など何時かは定かではなくとも耳にしたことがあるかもしれません。

実際、うなぎには身体に大切な栄養素がたくさん含まれており、夏バテ解消や疲労回復の効果は絶大!・・ですので、夏に鰻!というのは理にかなっているのかもしれませんね♪美肌効果がある事や低カロリーなのも女性には嬉しい食材です☆ 


http://recipe.suntory.co.jp/11200/002971.html

うなぎの焼きリゾット


さて、『土用丑の日』に、うなぎの焼きリゾットなんていかがですか?

イタリア北部では、残ったリゾットをよく焼きリゾットにして食べます。
今回は、余った冷ご飯でアレンジした簡単うなぎの焼きリゾットをご紹介します。
リゾットを最後にオーブンで焼いて仕上げるオリジナルの焼きリゾットを作ってみました☆ 表面のおこげの部分が香ばしく中はクリーミー。ほんのり甘い蒲焼のたれが絶妙で食欲をそそります♪ 
なんとなくだるいなぁ・・食欲がないなぁ・・というこんな季節に しっかり食べられ、
栄養満点!しかも簡単なので是非お試しください☆


http://recipe.suntory.co.jp/11200/002971.html                                                                   

Tornerai!



パオラとの最後の晩餐はパオラの願いでうちの両親も一緒に。
両親に愛育された無農薬の夏野菜たちがテーブルに並んでいく。最高のご馳走。
白ワインからスタートし、かれこれ気づけば4時間が経過。
両親がイタリアへ行った時の想い出話あり。
イタリア人さながらの熱いディベートあり。 話は尽きない。





ドルチェは旬のももをじっくり赤ワインで煮て一晩寝かせた 桃のコンポスタ。
〆のカッフェとグラッピーノを飲む頃にはみんなの胸に熱いものが込みあげているのが窺える。。
stammi bene Paoletta...





         

Si chiama ぱおら


当然ともいえることに気づいた。

何かを創るときには、誰かのことを想って造る。
そしてそこから生まれる何かがある。

パオラの好きなものを思いかえしてみた。
白あん、きなこ、ごま。
そんな和テイストの羊羹みたいな焼き菓子を焼いてみた。
      
初めて焼くお菓子。このドルチェを “ ぱおら ” と名づけた。



白ごまのジェラート


大阪に住んでいた頃パオラの大好物だった黒ごまのジェラートを今回は白ごまで作っておいた。パオラも喜んでくれ、一緒にいたフランス人のセバスチャンも気に入ったらしい。

その翌日、パオラのさよならパーティーは、アットホームな持ち寄りのポットラックパーティー。そこへ!!!
“ 全然固まらないんだよねぇ~。昨日美味しかったから僕もチャレンジしてみたんだけどぉ・・・。” と物腰の柔らかなセバスチャン。作り方を聞き・・・
“ それでは多分固まらないよ。 ” という私をよそに
                                                                                                                             
                                                                              
“ あ!そうだ!!” と無造作に冷蔵庫から冷凍室の一つをすっぽり取り出し、その中へお水をじゃーーーー。中に入っていた氷と保冷剤はぷかぷか浮いている。
さらにそこへ塩をどぼどぼどぼーーーーーー。。




・・・ここはフランス人宅。あったのは正しくゲランドの塩。水の温度を下げようとほぼ1キロを豪快に惜しげもなく水の中へ。
“ えーー!それを使うの?え??全部???” と聞く私に
“カルフールで安く売ってるからえーねん ” と友人の家でも情熱の赴くまま・・・。
極めつけは、“ これが古来のアイスクリームの作り方やで ” という教えまで。





無謀ともいえるチャレンジの一抹の望みは消え・・タイムアウト。結局全く固まらず私の提案で私が作っていったドルチェのソースとなり残りはお持ち帰り。原始的な事が好きな私には結果は残念に終わりましたが楽しい一幕でございました。