とっても昔、ニュージーランドのWhakataneという田舎町で日本語教師のアシスタントとして働いていたことがある。 その頃、私がアシスタントをしていたNZ人の恩師(今では親友ヒラリー)がWhakataneから生徒とともに来日!NZでは日本語は語学の選択科目の一つでNZ原住民の言葉マオリ語、フランス語、日本語の中から選択して勉強するシステム。なので最初は人気のある日本語も年々難しくなっていくので何年かかじってやめてしまう生徒が多い。が、ずっと続けて高校を卒業する頃になるとかなりのコミュニケーション能力は確立される。私がいた頃で初年は50人近くいた生徒も最終学年では7人だけだった。というわけで今回は15歳から17歳の希望者18人の生徒を連れてやって来た。
久しぶりのヒラリー(右写真中央がヒラリー)との再会!関西はYucaに任せるわ!とのことで定番だが、大阪、京都、奈良に決定。9年前、ヒラリーがNZでは結構大きな町の男子校にいた時も大阪を引率したが、その時の生徒たちより女の子もいたせいか、情報過多の時代背景からか何を見ても生徒たちはドライで熟知した感じがした。日本に対するイメージも変わったのかな。。とはいえ、男の子は秋葉原で刀を何本も買っていた!
日本の修学旅行や遠足では考えられない自由、信頼、尊重も強く感じた。例えば、日本だと電車に乗る時は決まって整列!同じ車両に乗車。だがNZ流は、「3つ目のどこどこで降りますよ!」と乗る前に教える。すると、右も左もわからない彼らに不安な様子は全くなく「了解!3つ目ね!」と言って別々の車両に乗っていく。食事に関してもほぼ決まったものはなく、決められた時間内であればどこで何を食べてもよい。自由ゆえにみんなほとんどがファーストフードだったのは気になったが。。
京都観光の日に抹茶のフィナンシェを焼いていった。
これには賛否両論あったが盛り上がったのでよしとしよう。
想定外の行動や、突拍子もない質問攻めなど・・体は大きくてもやはり子供のKiwiたちでした。あ!KiwiとはNZ人の総称でNZでは有名なキウイフルーツに加え、NZの国有で国鳥とされる飛べない鳥Kiwiを誇りとし、自らの愛称をキーウィと呼ぶのだ。