Osteria del Boccondivino
スローフードという団体の特徴をかたち創ったスローフード協会本部内にある
オステリアがここ。郷土食豊かで厳選された素材。そして何より低価格!!
そんな理想的なオステリアがブラの町にある。
これぞ ピエモンテのアンティパスト☆ 絶品!! 生肉オンパレード。
左奥からブラのサルシッチャ。生ソーセージだ。 新鮮な仔牛だけを使っている。 ソーセージが生なんて!!初めて Bellezza 家 http://ilrossoamore.blogspot.com/2009/09/bellezza.html で出された時には、からかわれているのかと思い苦笑いしたものです。
冗談ではないと知り、恐る恐る一口食べてみた。うっうまい☆ お肉本来の?! 甘みとそれを引き立てるスパイス☆ 新鮮だからこそ味わえる奥行きある旨み。度肝を抜かれるとは、こういう時の為にあるんだなぁ。と認識。体感。それくらい私にとっては衝撃の出来事でした。それ以来ピエモンテに行く度、いろんな所で頂いています☆
そして、カルネ クルーダ。直訳で生肉。イタリアの保護品目(プレシーディオ)にも選ばれているもちろん地元産の大切に育てられた牛の肉を包丁でたたいたもの。
手前のうすピンク色をしているものがラルド!!日本で言うところの豚の油。(ラード)
豚の背脂を塩漬けにしたもの。舌の上で、じゅわーーっととろける何ともやわらかでエレガントなお味。私の大好物☆
そんな素晴らしいピアットに欠かせないのが地元産赤ワイン!このお料理に合うものをグラスで選んで頂きました☆ そして忘れてならない左後方にどっさり束ねられているグリッシーニ(細長いパン)も ピエモンテ生まれ。これまたBuoooni!!!
お待ちかね。ドルチェは恒例 ?! 盛り合わせにしてもらったパンナコッタとブネット。
くどいようですが、どちらもピエモンテの伝統的な古典菓子☆
パンナコッタは日本でも一世を風靡したイタリア菓子の代表格。・・・ですが。。。
機会がありましたら是非ピエモンテでご賞味あれ! 全くの別物です。特に、こちらのパンナコッタを初めて食べた時には、思わずそのまま後ろにひっくり返りそうになった!!!極めて濃厚で風味豊か。ゼラチンを使っていないというから納得。
そして、もう一つはブネット。ブネット3種類(チョッコラート、カッフェ、ビアンコ)盛り合わせというのがグランドメニューにある。これまた食べ比べをするには興味深い一皿。今回は、ノーマルのブネットに。ブネットとはボネットとかボネとも呼ばれる
アマレットの風味香るプリンのようなもの。 甘口ワインとともに・・・ あ~~幸せ。
〆のカッフェ(エスプレッソ)を味わい、瞼を閉じて心地よいため息をつく。
http://www.boccondivinoslow.it/
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8 件のコメント:
パンナコッタ、安物で充分満足してるけど是非ぜひ本場のを食べてみたいな~。機会があれば・・何十年後になるかしら^^;ところでもしかしてイタリア行ってる!?
生ソーセージですか!???
怖いような・・・
でも興味ありありです!!
YUCAさんの文章にもいつも引き込まれます!!知らないことが多いなと思っています。またいろいろ綴ってください!!
ピアチェーレ! cara Yuca sann
私、去年までイタリアに住んでいました!
そしてここへも一度だけ行きました!!!
日本人が働いていません??
素晴らしい文面です。
おっしゃるとおりですがなかなか文章にするの難しいですよね(汗)
BRAへいかれていたとは!!
もっとYucaさんのことが興味深くなりました!ここのPannacotta食べませんでした・・。ショーーック(涙)
hiroさま
残念ながら蒸し暑い日本にいます・・。
これらの写真は以前に撮ったもの☆
何年後でもいいからいつか一緒にイタリア行きたいね♪
ま、コテはじめに近場から!
ALEさん
お任せ下さい!
お話したいこと山ほどあります!
が、奥深いイタリアについて私もまだまだ知らないことがたくさんです。
毎回嬉しい発見があるワンダーランドです☆
これを読むと本場のパンナコッタ一度食べてみたい!!
croceさん
piacere e grazie!
去年まで住んでいらっしゃったんですかぁ!!
羨ましいです☆
はい。masaさんと仰るとても気さくで親切な方が
確か8年??位前から勤めていらっしゃいます。
未来のスターシェフ!楽しみです☆
chi-koさん
是非是非是非!!!
お店によっても全然ちがうので
食べ比べも楽しいですよ☆
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