トスカーナ料理講習会


先日、トスカーナ料理講習会が開かれました。
シエナ、ルッカ、フィレンツェ、ヴィアレッジョ、マッサ・カッラーラの5品 実演講習。
講師は トスカーナ 屈指のリゾート地ヴィアレッジョで育ったマリオ・フリットリ氏。
生まれは、ロンバルディア州のパヴィアだそう。気さくなお方です。

シェフの手元が実際に観れるのは貴重な体験でした。

Antipasto


* レバーペーストのクロスティーニ
フリットしたトスカーナのパンがマンマスタイルなのだそう。

Zuppa




* スペルト小麦のスープ
スペルト小麦とは、ローマ時代から知られている穀物の一種。
白いんげん豆とスペルト小麦のとろりと優しいズッパは、まさに トスカーナの味!


Pasta




* イノシシ肉とオリーブのタリアテッレ

スパイスやキアンティ・クラッシコで1晩マリネされた猪肉は、じっくり煮込まれ贅沢なラグーに。ワインが進むのは当たり前?!


Risotto


* ビーツのリゾット

真っ赤なビーツをリゾットに。斬新です。


Pesce


* ラルドを巻いたスカンピ ひよこ豆のクリームとともに

大好きなラルド。大理石で有名なカッラーラの東にあるコロナータで造られる本物のラルドを求めて・・・いつか訪れたい町のひとつ。豚の背脂を大理石の容器でハーブ、スパイスとともに塩漬けし、6ヶ月以上熟成させ、ラルド・ディ・コロナータが生まれる。良質なラルドは、手の熱でも溶けだしてしまうほど。グリッシーニに巻いたり、ズッパに浮かべたり・・・ラルド・・・それは、私にとっては、お料理上手になれる魔法食材のひとつ。

トスカーナのワインも振る舞われ、いつの間にやらイタリア人の知り合いも増え、
陽気に会場をあとにする。
ドルチェ講習がなかったのがちょっぴり残念でした。。。




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