白ごまのジェラート


大阪に住んでいた頃パオラの大好物だった黒ごまのジェラートを今回は白ごまで作っておいた。パオラも喜んでくれ、一緒にいたフランス人のセバスチャンも気に入ったらしい。

その翌日、パオラのさよならパーティーは、アットホームな持ち寄りのポットラックパーティー。そこへ!!!
“ 全然固まらないんだよねぇ~。昨日美味しかったから僕もチャレンジしてみたんだけどぉ・・・。” と物腰の柔らかなセバスチャン。作り方を聞き・・・
“ それでは多分固まらないよ。 ” という私をよそに
                                                                                                                             
                                                                              
“ あ!そうだ!!” と無造作に冷蔵庫から冷凍室の一つをすっぽり取り出し、その中へお水をじゃーーーー。中に入っていた氷と保冷剤はぷかぷか浮いている。
さらにそこへ塩をどぼどぼどぼーーーーーー。。




・・・ここはフランス人宅。あったのは正しくゲランドの塩。水の温度を下げようとほぼ1キロを豪快に惜しげもなく水の中へ。
“ えーー!それを使うの?え??全部???” と聞く私に
“カルフールで安く売ってるからえーねん ” と友人の家でも情熱の赴くまま・・・。
極めつけは、“ これが古来のアイスクリームの作り方やで ” という教えまで。





無謀ともいえるチャレンジの一抹の望みは消え・・タイムアウト。結局全く固まらず私の提案で私が作っていったドルチェのソースとなり残りはお持ち帰り。原始的な事が好きな私には結果は残念に終わりましたが楽しい一幕でございました。

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