古代料理


心にしみわたり、気づけばまた食べたいな。
と思わせる老舗顔負けの文化的で古典的な日本料理。
華美なファッション性は全くなく、選び抜かれた食材にストイックに取り組む姿勢には、まさに脱帽。

目の前で削る鰹節でとったお吸い物は遠ーーい昔にタイムスリップ。
ズワイガニのシンジョウに心奪われる。
黒糖の葛饅頭には、ユリ根のシロップ煮が♪ 栗でもあずきでもないあの食感とコク。黒糖の風味とともに口の中にやさしく広がる感動の一品。

お写真は、お店の雰囲気から遠慮しましたがやはり記憶に留めておくべきでした・・。こちらも私にとって、間違いなく2010年の心に残る養生食となった。


2 件のコメント:

Shiori さんのコメント...

毎回思いますが文章上手ですよね!!!
想像が膨らみました。
やはり京都ですか?
差し支えなければどこのお店か教えてほしいです。

La dolcezza さんのコメント...

Shioriさん

ありがとうございます。
このお店は、大阪西区にある
伊万邑さんというお店です。
よろしければ是非☆